2011年03月21日

女性講座レポート その2 午後クラス

ponoです。


午前と午後の両クラスに参加いただいた方が多く、
お昼休みは、しばしお茶で歓談。

初等講座の空まめさん、ゆあみさん、智ちゃんさんたちの
機を逃がさない気働きで
おいしいお茶が準備されました。

なごやかな雰囲気のまま午後のクラスが始まります。


午後は女性にとって最重要な、
骨盤を中心にした体操がメインになるので、
仙骨への蒸しタオルから始まります。

昼食後の蒸しタオルでリラックスされ、
どこかで寝息すら聞こえそうな心地よい時間のあとは、

後頭部締めでバッチリ目を覚まします。

こつこつと練習に励み、真面目を絵に描いたような ひょうたんこさんは、
中心に力が集まった顔の美しさとを、
福笑いをヒントにした、手づくりお面で説明します。

その佇まいからは想像もつかない、
いつもながらのユーモアに富んだ着想で、
後頭部を締めることで肩甲骨、骨盤も締まり、
身体の中心に力が集まり整う関連性を話します。

後頭部と身体の関係はなかなか実感しにくいのですが、
体操後、背筋が伸び、くっきり目が開き、
視力が良くなった気がするとの感想も多くありました。


午後のメインは腸骨体操と仙骨挙上体操の組み合わせで、
下がった腰をあげ、骨盤の可動性を取り戻し、
全身を整え、女性機能を高めていきます。


腸骨体操を説明するのは、
細やかなやさしい心配りが行き届く ひろたんたんさん。

腸骨の溝をつくるポイントを諄々と淀みなく説き、
しなやかな手つきで、難しいパターン別の腸骨体操を誘導します。


腸骨の溝ができ、骨盤の可動性が出来た後、
くぅさんの仙骨挙上体操の説明。

解り辛い仙骨部分を意識して頂こうと、
仙骨部位にテープを貼り、
体操の的を明確にする工夫をされました。

体操の成果は、論より証拠。

デモで最近とみに女らしくチャーミング度上昇中の智ちゃんさんの仙骨が
ググッとあがりました。


この体操が終わる前後になると、
皆さんすっかり身体が緩んだのか、
会場はよりまろやかな雰囲気になりました。


この講座が始まる前と終わったあとに
正座した姿勢の写真を撮り、
その変化を確認していただきました。


皆さん腰があがり、柔らかく背筋が伸び、
揃って美しくなっていらっしゃいました。

短時間で自分の変化を客観的に確かめ、
中心に力の集まったしなやかな身体を実感して、
井本整体の整体法の素晴らしさを体感しました。

との感想を多くの参加者の方々からいただきました。

これからも今回のメソッドを続け、
生活の中に取り入れ、美しく健康になっていただくことを確認し合いました。

結びは、ヨンイーさんがすずやかな落ち着いた声で
脊椎行気法を誘導すると、
会場に静かで凛とした気が満ち、
全員の姿勢が美しく整い、気がひとつにまとまり、
最後を見事に締めくくりました。

こうして参加者の皆様と、互いに暖かい笑顔で挨拶を交わす中、
無事終了いたしました。


この間、遠方から毎回のワークショップにも参加いただき、
整体法の貴重な体験談をお聞きできたこと、

私たちよりもずっと長く整体生活に勤しまれていた方々に、
様々なアドバイスを頂いたことは、

何よりの励みとなりました。


今回は男性方、加島先生、松崎先生のご参加で暖かいご指導も頂、
一掃充実した女性講座になりました。

けれども、私たちの前にある問題は山積みです。


井本先生から
「終わった後幸福感を味わえるよう誘導するのが整体体操」
とご指導いただいた通り誘導できるためには、

気の遠くなるほど練習を積まねば、と
自分たちの未熟さをつくづく思い知り、

今後の課題の重さに身の引き締まる思いがいたします。

それでもくじけず、支え合いながら、学びを深め、
研鑽を重ね、皆様に整体法の素晴らしい知恵をお伝えできたらと思う
懲りない私です。




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女性講座レポート その1 午前クラス

ponoです。

謹んで、心より地震被害のお見舞いを申し上げます。

連日の惨い地震報道の中で、
美容講座に関するブログを書くことの戸惑いと胸の痛みで
何度も中断しそうになりましたが、

井本整体の整体体操は、美容と銘打っていても、
心と体の健康につながるからとの
広報係のハートマーク付鞭のおかげで、
ようやく書き上げました。

このような不安や心配の大きいときにこそ
美容講座で学んだ体操や呼吸法を役立てていただきたいと思います。

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3月6日福岡講座生による女性講座を無事修了いたしました。

当日は冬に逆戻りしたかの様な冷たい小雨が降る中、
多数の方々にご参加頂き、
会場は皆様の気で
春のような穏やかなな暖かい雰囲気になりました。

今回は、女性の身体と心の特質をふまえ、
頭からつま先まで、身体の関連性を理解、応用して
健康に美しく輝こうとのテーマですすめていきました。


この日のために、東京から砂塚先生をお招きし、講義と特訓を受け、
仕事や家事の合間を縫って練習を積み、
徳山においても井本先生よりしっかり御指導を受けて、
加島先生のサポートを頂きながら、
参加者の方々によりより情報を伝えたいと研鑽してきました。

前回とは違い、皆この一年に格段の成長を遂げ、
丹田に力が入り堂々として、
説明に、指導に熱がはいります。


トップバッターのspringさんは、パンフレット、レジュメ作りと大活躍で、
今日は薄化粧で輝いて、見紛うほど美しい。
いつも、かくあらまほし。

積み木を駆使して、ハミ肉の出来るわけを、
工夫を凝らし解りやすく解説後、
流れるようにモデルを誘導し体操の説明をします。

さすが納得いくまで何度も井本先生に御指導を請うた事が実を結びました。

背骨から肩甲骨がどれほど離れハミ肉の原因になっているかを、
テープで測り、体操後の変化を目で確認していただくと、

多くの方は3〜5センチ短くなり、驚きの結果が出ました。

皆さんの身体が中心にまとまり
こころなしかバストアップしているような気が・・・。


次に身体の負担が凝縮された足首を緩める足首回し。

この日来れなかったピンクリボンさんのエールを胸に秘め、
ピンチヒッターをつとめ、
この体操で見事、初体験のしもやけを治した くぅさんが、
知的簡潔に説明、井本先生のご指導の手を脳裏に描くかのように
エレガントに誘導します。

体操前より、足裏の着地感がしっかりして、
バランスよく歩けるようになったと、あちこちから声があがります。


午前のプログラムで難易度の高い、
腸骨の溝をえぐる捻転の体操を紹介するのは、

やさしさ溢れる癒しの面差し ポコピーさん。

前日の徹夜ももろともせず、
腰、股関節、脚の力の流れ、関連を大きな図面で説明したうえ、
ラップと箱で創作した腰部模型で、
腰が落ち、溝がなくなる仕組みを楽しく説明します。

苦心のアイデアでした。

練習を重ねた誘導もきちんと綺麗にきまりました。

体操後は、皆さん立ち姿がすっきりして、
地球の中心まで脚が伸びた感じと、口々に話されていました。

締めくくりは、落ち着いた物腰、朗々とした声で、
丁寧に解りやすく骨盤呼吸法を説明、誘導するヨンイーさん。

呼吸法で静かに心身を整え、
午前のクラスは終了しました。


その2につづく。

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2010年10月10日

『楽すること』と『楽であること』 その3

springです。

セミナーの実行委員は何かとプレッシャーも大きかったです。
ああ、整体が学びたいだけなのに、嫌だなぁ、、、
そんな風におもったことも正直申しますとありました。

でもそれを口にすると、全体の士気が下がってしまいます。

引き受けた以上は、みんなをまとめ、盛り上げていかなくては。
これも整体の学びのうち。

そんなことを自分の頭に言い聞かせながら、
どうしたらもっと楽に、気持ちよく、セミナーが開催できるのかと思っていました。

整体師は、命スレスレの患者さんを診ることもあります。
それはセミナーが無事できるかどうかとかいうプレッシャーよりも
もっときっと大きいはず。
診たことのない患者さんが飛び込んでくることもあるわけです。
なのになぜ先生方はそれに押しつぶされないのだろうか。

準備期間中、そんなことをふと思って、
それはきっと整体で、腰で体と心を支えられているからじゃないかと
実行委員長と話したことがあります。

じゃあ、整体に成れば、こんな風に逃げ腰にもならないんじゃないかな、と。
でもそうやってスタッフを励ましつつ、自分も「整体」に成ろうとしていたら、
私のほうは自分が発する言葉とは逆に、
自分の体の要求がわからなくなって、
むしゃむしゃと無感覚に食べたい欲求がわきおこり・・・。

なんでだろう?腰が入っているはずなのに。
下丹田に力が集まるようにしているはずなのに。
練習中も意と反して、「下丹田が抜けているよ」と指摘されるばかり。

練習しても練習しても、ピカーン!とくるものがありません。
そしてその状態で迎えたセミナーはとうとう参加できないことに。
それはもう、自分が招いたとしか思えませんでした。

ガックリ・・・起こった出来事よりも、それを招いた自分の状態に、です。

でも恥を忍んで参加した早朝練習での気づき。
これは私にとっては非常に大きなものでした。

いや、今までも、加島先生やら先輩たちからも
同じことを言われ続けていたのです。

なんとなく頭の中では理解していたつもりでした。

でも、自分のそれこそ腹にストンときたのは、
この早朝練習のこの時でした。

自分は、自分が楽で在る状態がわかっていない。

そう思ったとき、肩の力が一気に抜け、
壁に小さな穴があいて、一筋の光が見えたような気がしました。

同じ言葉をかけられても、自分が気づくタイミングというのは人それぞれ。

事故も訃報も、なるべくしてなったという気がします。
それがなければ、同じ指導を受けてもまた気づかなかったかもしれません。

楽であることを目指さないように(爆)、
まずは楽で在ることを感じていきたい、
そう思うようになりました。

今回は、福岡講座生それぞれが、いろんな学びを得て、
いろんな成長を遂げた福岡セミナーだったと思います。

またいずれ、他のスタッフがブログでお話することもあるかと思います。

それに99名もの方々に参加していただき、
本当に感謝のしようがないくらいです。

一般で参加された皆様はいかがでしたでしょうか。
何せ皆様にお会いできなかったので、お顔すら見れず、
それが本当に心残りです。

また来年、今回のセミナーを糧にステップアップした
福岡セミナーでお会いできれば幸いです。

遠方から来てくださった井本先生はじめ、指導者の先生方、講座生・門下生の皆様、
参加者のみなさま、そして急遽いろんな仕事をバトンタッチしてしまった
福岡講座スタッフのみなさん、会場のホテルのスタッフの皆様方、
本当にありがとうございました。
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2010年10月09日

『楽すること』と『楽であること』 その2

springです。

阿部先生の体に触れ、先生がおっしゃった

「5ミリでもずれると手が出ない」というのは、

「自然体であるから、楽に手が出る位置でないと違和感を感じる」

ということなのだということがようやくわかりました。

私は今まで、こういう体になりたい、ああいう風になりたい、
そういう目標のために何かをすることが多く、
それに近づかんとするあまりに、形をつくっていたのだと思います。

それが気づかないうちに無理を重ねることになり、
逆に体や心を壊してしまうことになったのでしょう。

感じていた壁は、
自分が作り出した「こうなりたい自分」でした。

今回セミナーに参加できなかったのも、
準備の途中(7月)で事故に出遭ったのも、
そういう無理の連続の最中のことでした。

整体師になりたい、とかいうのは形を求めるものです。

整体になりたい、というのもやはり形を求めるものです。

こういう体でなければならない、
こういう関係でなくてはならない、
こういう自分でなくてはならない、
こういう親でなくてはならない・・・

邪魔なのは、そういう頭で作り出したもの。

井本整体とは、
整体を目指す、整体に「成る」ことを目指すものではなく、
整体で「在る」ことを感じるものなのではないかと
今改めて思いました。

それは、「楽であること」。

楽することと、楽であることは違います。


例えばお腹が空いて、体が肉が食べたい〜〜〜と感じたとします。

その体が求めたお肉を食べることは楽であること。

ですが、目の前にお菓子が出てきて、
お腹がすいたからとりあえず、で代替してしまうのは楽すること。

楽することは、体の要求に沿ってないので、体に負担をかけます。

ですが「楽である」ことは体と心に負担をかけません。

腰が動かないからといって胸椎で動かすと、
楽することはできますが、楽ではありません。

いろんなもののひずみは、楽することと、楽であることの違いが
わかりにくいから来ているような気もします。

ーつづくー
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2010年10月05日

『楽すること』と『楽であること』 その1

springです。

3日、1年に1度の井本整体秋の福岡セミナーが終了しました。

昨年11月に副実行委員長を引き受けてから今まで、
いろいろと準備を進めてまいりましたのに、
前日に親類の訃報が入り、
セミナーに参加できなくなってしまいました。

最後の仕上げで実行委員長はじめ、
スタッフの皆さんに仕事を丸投げしてしまうこと、

それから楽しみに遠方から来てくださる参加者のみなさんには、
非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

今回のセミナーのテーマは、「腹が据わった人になる」でしたが、
実行委員である福岡講座生のテーマは、「基本に立ち返る」。

腹はまた、井本整体を学ぶ上での基本でもあります。

井本整体に入門して2年半。

素晴らしい技術を学びながらも、
なかなか使えておらず、壁を感じる日々でした。

せっかく遠方から先生方や、他地方の講座生が集まるこの機会に、
何か自分たちの壁を打ち破るものを得たい。

そういう気持ちで臨んだセミナーでした。

私は前日の夜間練習会にも、当日も参加できなくなったのですが、
なんとかこの時間に帰れば間に合うと、
急遽3日の早朝練習のみ参加させていただきました。

腹部の練習と背部の練習、2チームに分かれて基本を学びました。

私は腹部チームに。
指導は、認定指導者の阿部先生から受けました。

東京や大阪の講座生の先輩方と組みましたが、
わかっていない福岡講座生に、みなさんとても
「どうにか学んでもらいたい」という気持ちをもって丁寧に指導してくださり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

阿部先生は、まず座り方からお話され、

「僕は座る位置が5ミリでもずれたら手がでないのです。」

とおっしゃいました。

私にはその5ミリの違いがいまだわかっていません。

手が出ないというのは、どういうことだろうか。

そんな言葉がイチイチ頭の中に???を作ります。

実際に組んで相手の右側に座ってみると、
「(あなたの)重心が右にずれてる気がします。」
「あとほんのもう少し右に戻して。」
などと、みなさん誰もが私より私を理解しているように話してくださいます。

自分の「これ」という位置を、自分以外の人間が理解しているのに、
自分が理解できていないという情けなさ。

何が問題なのだろう。
何が自分をわからなしているのだろう。

何度かペアを交替して腹部12調律点をとっているとき、
阿部先生がすっと横にこられて、

「あなたのはね、腰を入れすぎですね。」

とおっしゃいました。

「僕がやってみるから、腰に手をあてて感じてみてね。」とおっしゃり、
私は阿部先生の腰に手をあてました。

先生がされるのには、腰はほとんど動かず、
しかもやわらかく、しなやか。
でも、抜けているのではない。
そういう腰でした。

「次はあなたがやったみたいにやってみますよ。」とおっしゃって、
私はそのまま腰に手をあてていますと、
阿部先生の腰にビキンビキンと派手に緊張が走るのがわかりました。

私は自分の腰を入れようとしすぎていて、逆に体を硬くし、
相手をも緊張させていたのです。

阿部先生の体は、「私が思っている整体」ではなく、
「自然体」という言葉がピッタリあてはまるように感じました。

私は、腰が入って立っている、そういう私が思う「整体」になろうとして、
逆に体を緊張させて、その形を作ろうとしていたのです。

それが逆に整体から遠ざけているのだと思いました。

ーつづくー
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