2013年04月12日

胎内記憶とつながり感 その3

springです。

産婦人科で、赤ちゃんのお風呂をいれていると、
例え泣いていても、こちらが声をかけると
ちゃんと話を聞いているような顔で話が通り、
おとなしくなる子もいれば、

どんなに話しかけたり抱っこしたりしても
ぎゃん泣きする子もいます。

ただお腹がすいたから、とかいう要求ではなく、
本当に、人とのつながり、コミュニケーションを拒否するかのように
泣く子がいるのです。

一旦泣き出すと、どうやっても泣き止まないので
お母さんも、どうしていいかわからないという顔で
ヘトヘトになっています。
赤ちゃんの要求がさっぱりわからず困り果てているのです。


気持ちはわかります。うちの長女もそうでしたか^^;
困って困って、夜中のドライブに何度連れ出したことでしょうか。
心も体もどんどん余裕がなくなって、
さらに要求を読むことができず、
悪循環になっていましたっけ。


でも通り過ぎたから言えることなのでしょうが、

今思えば、赤ちゃんだった長女は、
母である私とのつながりを求めて泣いていたのではないかと思うのです。

忘れてるよー!私の存在思い出して〜。つながり切らさないで〜と。

もしかして、生まれてくるときの泣き声も、
そういう叫びかもしれないと思うことがあります。

また、泣いた赤ちゃんを抱っこしていて、
やっと寝たな、と思って寝かせると、
すぐに泣きだしてまた抱っこ、家事ができなくて困る、
と言う経験は、お母さんならだれでもあるかと思います。

でも赤ちゃんを抱っこするときに、
自分と赤ちゃんがひとつになった感覚が得られるように抱っこし、
その自分とつながった感じを保ったまま離して寝かせると泣かないように思います。

ぴたんとくっついて違和感なく抱っこし、
そのまま体と体、心と心がくっついた感じのまま寝かせる。

体は離れていても、ちゃんとひとつでつながった感じのまま、です。

お母さんは「寝ましたねぇ」と不思議そうですが、
赤ちゃんが本当につながりたい、と思っているのはお母さんだと思うので
お母さんとのつながり感がないと、やっぱりまた泣く、、、
ように私には見えます。


つながり感の薄い赤ちゃんは、抱っこをいくら工夫しても、
ぴたんとくっついてくれないようにも思います。


整体の練習では、流れるように操法をするだとか、
相手の意識を切らさないようにするだとか、
相手と一体になるとか、体の連動性だとか、
心と身体は一つとか、

なにかと「つながり」を大事にします。

これがまた、言葉で言われてもよくわからない感覚で、
正直最近まで「どういうことかわからない」と言っていました。

聞いて回ってもみなさん言葉では説明できないようです。
でもつながりのある整体操法を受けてみると、
自分との違いをはっきり感じます。

違いがわかっても自分はつながりのある操法ができません。


うーーんーー;


でもつながり感は、つながり感を感じることでしか
養われないのだと思いますし、

お母さんが赤ちゃんが胎内にいるときから
つながりを大事にしていたら、
あるものとあるもののつながりを感じる勘は
かなり育つであろうと思います。

それが結局は、学習の勘だったり、言葉がわからなくても
話が通ったりする力につながるのではないでしょうか。


多くの赤ちゃんとお母さんをみるにつけ、
それを実感することばかりで、

ああ、もう一度わが子の妊娠前から人生やり直したい
と思うこともままあるのですが^^;

三女がいつか胎内以前の話をしてくれたように、

わざわざ空から私を選んでやってきてくれて
いろんな気づきを与えてくれたのだからと自分を慰め(笑)、

三人の娘たちに感謝している次第です。

2013年04月11日

胎内記憶とつながり感 その2

今回の記事を読むと、
このお医者さんがとったアンケートでは、
胎内記憶をしゃべったことがある子どもは約三割だった、
とありました。

でもこういうことが実際にあるので、
胎内の時期を大事にすごしましょう、とはありますが、

どうして記憶を持つ子と持たない子がいるのかには
言及されていませんでした。

こんなことを考えるのは私だけなのでしょうか^^;

おそらくはきっとみんな胎内の記憶があるのに
胎内と産後が別次元のように途切れていて
引き出されることがないのだと思います。


私自身の長女、次女の妊娠期間中と、
三女のときとの違いは、

はっきりと違うと思うことは、

三女が妊娠中に私は整体を知ったので、
とにかくお腹の子と話そう、声をかけよう、
気を集めようとしたこと、です。
(今思いなおすと、それはそれでやっぱり
 頭でこうしなくちゃとやっていた気もしますが)


対する長女と次女は、長女の時はまだ働いていて、
周囲の人から止められたのに、
お腹の子よりも仕事のことばかり考えていて無理をし、
切迫流産になりましたし、

次女の時は、長女のことや他の事ばかり考えていて、
お腹の子と気を通わす余裕がなかったように思います。


それから、三人はそれぞれ違うところで出産しましたが、

長女、、次女は、生まれてすぐに顔も見せられず、
赤ちゃんはすぐどこかに連れて行かれて
体重計測などが終わってから
「はい、お母さん、赤ちゃんですよ」
と対面できたのですが、

三女は生れてからすぐに、
へその緒がついたままお腹の上に乗せられ、
しばらくつながったままで抱っこし、
あ〜ホントにつながってたんだなぁと自分が実感したあとに、
へその緒が切られ、体重計測などが始まったのです。


どれも赤ちゃんが生まれたことは幸せな体験でしたが、
自分と赤ちゃんがひとつだったんだなぁと
胎内のことが一つの流れとして感じられたのは
三女の出産だけでした。

自分の経験から私は、
胎内記憶をもったまま育つ子とそうでない子の違いは、
母子のつながり感、胎内と外のつながり感にあると思うのですが、
どうでしょうか。

昔の人には、数え年といって、生まれた時ではなく、
胎児のころを0歳として、うまれた時を1歳として数える風習がありました。
七五三などの行事はいまだに数え年で行うことが多いです。

でも現代は、お腹の中にいるときは見えないので存在を忘れがちで
産婦人科でモニターをみてやっと
心臓が動いてますよ、へその緒がこうついてますよ、
手を動かしていますよ、と、赤ちゃんの存在を感じる状態です。

お腹を蹴ったら少しはいるんだなと感じるけれど、
それ以外のときはいるかどうかさえよくわからない。
死んでないよね?と不安になる始末です。

どちらかというと、
生れた後どういう名前にしようかな、とか
何を買わないといけないのかな、という情報に夢中だったり、

上の子のお世話ですっかり存在を忘れていたり、

つわりがつらくて早く生まれて欲しいと思っていたりとか、

とにかく赤ちゃんはほしいけど、
妊娠中は、辛い、面倒くさい、お産は痛い、と思いがちで、
胎児の時に母子がつながり感を感じることが
とても少ないように思います。


つづく

2013年04月10日

胎内記憶とつながり感 その1

あるお医者さんの、子どもには胎内の記憶がある、
という雑誌の記事を読みました。

赤ちゃんは、お腹の中のことを記憶して生まれてきて、
お腹の中の前の段階の話をすることもある、
という記事でした。

私も、今12歳になる長女が、2〜3歳のころ、
そういう話を聞いたので、
うちの子にも胎内記憶があるのかしら?と思い、

「ねぇねぇ、ママのお腹の中にいたときって
 どんな感じだった?」

と聞いてみたことがあります。

すると当時長女は、
「知らないよ?」とケンもホロロな回答をしました。

いやいや、何か覚えているでしょ、と食い下がってみましたけど、
何のことを言っているのかわからない、という感じで、
何か話すかもと期待していただけに、
とても残念な気持ちになったのを覚えています。


次女が2,3歳のころ、次女にも同じことをきいてみましたが、
やはり同じ反応でした。

自分の子ども達は胎内記憶のことを話さないので、
本当なのかどうか確認することもできずに
すっかり忘れていた、

三女が3歳くらいのころでしょうか。

こちらからは何もたずねないのに突然三女が

「かのん(三女)ねぇ、ママのお腹の中にいたとき、
 ねぇね(長女)の声が聞こえてきたよ。」

と言いました。

「えっ?」と思わず聞き返してしまいました。

「それホント?」と聞くと、今度は三女が「え?」と
自分何か言った?というポカンとした顔をしていて、
本当に無意識に、口から出てしまった、という感じでした。

「お腹の中にいるとき、ねぇねの声が聞こえたの?」
と改めて三女に聞き返してみると、

「うん、あ〜これはねぇねの声だ〜と思ったよ。」
と言うのです。

でもそのときは、これだけでは私は信じられませんでした。
最初の言葉はつい言った感じでしたが、
次の言葉は、適当に私の話に合わせたようにも聞こえたからです。

でも続いて三女は、
「お腹の中に入る前は、空尚上からママがみえたから、
 
 じゃ〜ママのところにいこうってきたんだよ。」
というじゃないですか。

え〜〜?!
隣で聞いていたおばあちゃんも
「そんな話が本当にあるの?!」とビックリ。

やっと胎内記憶をわが子から聞けた私も、
ちょっと半信半疑、
とても不思議な気持ちでした。

でももしそれが本当だとしたら、
どうして、長女と次女は覚えてなくて
三女だけが胎内のことを記憶していたのでしょうか。

つづく

2013年04月09日

子宮頸がん予防ワクチンの接種

こんにちは。広報担当springです。

長女の中学校入学式が明日にせまりました。

本人は、楽しみ半分、不安半分なようですが、
基本的にはワクワクしているようです^^。

そんな折、行政から
「子宮頸がん予防ワクチン接種のお知らせ」
という封筒が届きました。

開いてみると、カラーのチラシに、おしらせと書いた下に、赤字で
「平成25年4月1日より定期接種(法律で定められた予防接種)となりました。」
と書いてあります。

定期接種は読み飛ばし、「法律で定められた」と書いてあるので、
「法律で受けなければならない予防接種に決まりました」と読んでしまいました。

最初私はビックリしました。

書いてある内容を読んでみても、ワクチン自体は「高リスク型」と書いてあるのに、
どれくらいのリスクがあって、どれくらいの効果があるか、
具体的にはまったく書いておらず、

「お医者さんに相談してください」

とある。

標準接種時期:中学一年生 とあります。


99%予防できる、と大きな字で書いてあるけど、
小さな字では、これだけでは予防できないので定期健診も受けてください、とある。

じゃ〜99%じゃないじゃない?
その99%はどういう条件で何を根拠としているのか?


法律で中一で受けなきゃいけないのに高リスク?!

ついついそういう風に読んでしまい、
これだけではよく意味がわかりませんでした。

よく小さな字までちゃんと読み、ちゃんとした医療の知識があれば、
そうじゃないことがわかると思うのですが・・・


そう思ってしまった私は、そんな高リスク型と書かれているものを

法的に決まりましたといって成長期の娘に安易に接種させていいものかどうかと思い、

働いている産婦人科で、現場で働いている人に聞いてみることにしました。


するとみんな言うことがバラバラです。

絶対受けたほうがいいよ!と即答する助産師さんもいれば、

うちは癌家系だから、高校生で受けさせたよ、という看護師さんもいる。

あれ?中一じゃなくてもいいの?

すぐ受けたほうがいいの?



どうやら、法律で定められた予防接種(定期接種)というのも

「受けないと罰せられるという意味じゃないよ。
 やっぱり予防接種は最終的には親の責任だからね。」と言われ、

まだ生理が始まってないし、
これから体が変化していく時だし、
ワクチンの有効期間も考えられるので、
まだそういう行為をする機会にないならば、
ちょっと様子をみてもいいんじゃないかしら、
というのが大方の意見でした。

その反面、子宮頸がんがすごく増えているのも事実で、

たいていは若い人で、ひどくなるまで気づかないんだよね、

っていうのは医療現場の悩みのタネでもあるようでした。


幸せな出産をしてほしい。だから子宮を切り取るような病気はしないでほしい。

それは産婦人科で働く人たちの
切なる願いだと思います。


でもだからといって、製薬会社の、
いかにもこれが万能と読み取れるチラシを送ってくる行政も
いかがなものか?


私は長女出産後、そろそろ二人目を、と考えているときに
子宮頸がんになりました。

10年くらい前のことです。

1軒目の産婦人科では、子宮頚部の円錐切除という手術をします、と言われ、
あまりのショックで泣きました。

でもそのときのお医者さんは、
「なんで泣くの?円錐切除だって産めるんだから泣くほどのことじゃない」
と言われて、ショックに追い打ちがかかり、
違う病院を探しました。

すると今度の産婦人科では、
「これは子宮頸がんの一歩手前の、細胞異形成ですよ。
 こんな段階で円錐切除する医者はいませんよ。
 円錐切除は結局、子宮の入り口を切り取るので、
 流産や死産のリスクが高くなるんです。
 あなたくらいのものなら、冷凍治療で患部をとれば
 2分くらいで今すぐできます。」

と言われました。


なんでお医者さんでこんなにも言うことが違うのか?
不思議でなりませんでした。

結局私はそこで冷凍治療といって、
異形成になった部分を凍らせて切り取る治療で
現在再発もせず、元気にいますし、二人目三人目を授かり、
三番目の娘は今度小学生です。


お医者さんに相談してください、と書いてあるけれど、
行った先のお医者さんの考え方、診方で、
全然違う結果が待っています。

どれを信じ、何を選んでいくかは、結局母親の責任なのです。

かといって、ネットをみても、
あれやこれや効果があるだの、ないだの、いろんなことが書いてあって
何を選んでいいかわからないのも事実。

じゃあ、どうしていくかは、情報ではなく、
目の前の子どもの状態をみる、ってことが一番大事なんじゃないでしょうか。


ヒトパピローマウイルスといつのは、
いつでもあるウイルスなのだそうで、
インフルエンザでもウイルスがそこにあっても
かかる人、かからない人がいるように、

潜在体力がなく、自分で病気を治す力もなくて、
性行為をする可能性があればかかってしまい
ウイルスを自分で撃退する機能もうまく働かず進行させてしまうかもしれない場合は、
接種するなり、体力をつけていくなりのことをしていく。

とりあえず、熱が出てもさっと引くぐらい元気で体力があり、
性行為の可能性が今のところないならば、
とりあえずはしなくてもいいいんではないかな、と。

データはあくまでデータなで、目の前の子にあてはまるかどうかは
やっぱりその子をみないとわからないはず。

データで効果があるから、じゃ〜みんな接種しましょう、では
重篤な副反応を呼び起こす可能性はあるし、

データで効果がないと判断されるから、じゃ〜みんな接種させません、では
体力のない子が危険な場合もある。

もちろん接種の前に、たとえばちゃんと避妊するかとか、
体の変化に気づける体かとか、
異常がある?と思ったときに言いやすい親だったり医療機関だったりするかとか、
そっちのほうが大事な気がします。

で、お医者さんには、この人にはこれしたほうがいいな〜と
体を読む技術をぜひ井本整体で学んでくれたらなぁ〜なんて
思う私なのでした。


 

2012年06月27日

子育てに一番大切なこと

井本先生の子育て本「人体育成学」が発売されました!

人体育成学 [単行本(ソフトカバー)] / 井本 邦昭 (著); ベストセラーズ (刊)
『人体育成学』

整体の観点から子育てについて、
それから子供の気になる症状について、
ためになることがたくさん書かれています。

ぜひぜひお手にとって読んでみてください^^。

私は井本整体に入門する前、
不登校の長女を前に子育てに行き詰っていました。

次女まで原因不明の腹痛を訴え、
たまたま股関節痛で通っていた加島先生のもとへ
病院嫌いの子どもを連れて行きました。

病院で「原因不明」と言われていた症状が、
ストレスによるもので、そして自分の心と身体の不健康から
子どもを不安定にさせていることに気づき、
「もっと子供のことがわかるようになりたい!」
と入門を決意しました。

今は子どもも普通に学校に行くようになり、
原因不明の腹痛を訴えることもなくなりました。

いかに自分が子どもを一人の命ある人間として接していなかったか、
子どもが心に感じたことがいかに体に影響があるのか、
そして母親である自分の心と身体が子どもに、そして子育てに
どんなに影響するのか、
非常によく感じるようになりました。

今は産婦人科で働き、赤ちゃんに触れる機会が多いですが、
ちょうどおとといの話です。

あるお母さんが、3時間経っても起きません、
おっぱいがあげられない、と言いに来ました。

色んな方針があるかと思いますが、
私が勤める産婦人科では、おっぱいは3時間おき、寝ていたら起こしてでもあげる、
と指導されます。

そもそも大人だって食べたいときと食べたくないときがある。
寝ているのにわざわざ起こされ
眠いのに口に食べ物を放り込まれたら嫌ですよね。

が、子育てのあらゆる場面では、
そういう「自分だったらどう感じるか」ということが
「これが正しい」という知識を前に
抜けていることが、よくあります。


とにかく私は看護師ではないので授乳指導はできませんし、
飲みたくないなら飲ませなくても、とも言えず、
かといって困っているお母さんも気の毒なので、
「とりあえず起こしてみましょうか」と言い、
赤ちゃんをベッドに寝かせました。

そして、「お〜い、おっぱいの時間だって。ちょっと起きておっぱい飲みませんか?」
と声をかけてみました。

するとむずむずと動いて、赤ちゃんがこちらに
気持ちを傾け始めたのがわかりました。

お、もう少し。

「あのねぇ、お母さん、あなたがおっぱい飲まないと困るんだって。
 今おっぱい飲めるかな?お腹いっぱいかなぁ?」

と言ってみますと、うっすら薄目を開け始めました。

あら〜ちゃんと話を聴こうとしてくれている。と思いました。


でもそのとき、看護学生さんが後ろでその子のお母さんに
「起きないときは足の裏をしごくと起きるんですよ。」といい、

通りがかりの助産師さんも、
「起きないのね、ハイハイ」と
赤ちゃんの足の裏をごりっとやっていきました。

赤ちゃんは一瞬で泣き叫んで起きました。



赤ちゃんはちゃんとこちらに気を向けて
話を聴こうとしてくれていたのに・・・
と、なんとも悲しい気持ちになりました。

子育てや教育って、その時おっぱいを飲んでくれたら
その時机に向かって勉強していたら、それでいいのでしょうか。


育てるということは、もっと長期の目標があるはずです。
そのために、何が大切なのか、何が必要なのか。

私自身が失敗した経験があるからこそ思います。

子どもを物扱いして育てれば必ず背かれると思います。
ちゃんと一人前の人として接していれば、
たとえば語りかけるのがよい、とか思わずとも
ひとりでに話しかけているもので、

相手を一人の人間として接することの毎日の積み重ねは
とても大きいものだとつくづく思います。

それに対して、生まれたばかりの赤ちゃんでも
ちゃんと応えてくれます。

もう子育てが終わった人も、途中の人も、まだこれからでも実践できます。
これから子育てをする人は、ラッキーです。

この本を、もっとたくさんのお母さんに読んでもらって
いろんなことを感じてもらいたいです。



人体育成学 [単行本(ソフトカバー)] / 井本 邦昭 (著); ベストセラーズ (刊)

2012年02月22日

今年のインフルエンザと私

このところ雪が続いて寒かったですね。
福岡講座のひょうたんこです。先日子供がインフルエンザにかかりましたので、
その時整体法で経過させた体験談を書かせていただきます。

金曜日に学校から帰って宿題をしていた小2の子が
「眠たい、、。眠すぎて宿題ができない。」と言い出しました。

この時間で眠たいとは珍しいな、、と思って熱を測ってみると38、7℃。
学校で流行っている事もあるし、インフルエンザかなと思いました。
その日はぐったりしてきて動く事もままならないくらいだったので、
着替えて足湯をして7時には布団に入りました。

翌朝は39、8℃。確実にインフルエンザのようでした。
その日は祝日だったため、休日診療所へ行きました。
ものすごく混んでいたので1時間半待ちましたが、
インフルエンザA型と判定が出ました。

先生は、
「予防注射打ってないの?じゃあ、タミフルをあげるけど
熱が下がるのに4日はかかるよ。」と仰ってました。

整体を学ぶようになって4年目です。もちろん薬は使いません。
それなのに診察は受けておかないと学校には行ってはいけないんですね。
仕方のない事ですが、周りに心配をかけないためにもきちんと診察は受けておきます。

さて、朝の早いうちに福岡講座の加島先生に電話をして、
インフルエンザの時の対処の仕方を窺っておきました。

熱が高いと息が荒くなる、途切れ途切れになって脈と合わなくなる。
でもお腹を緩めていると脈と呼吸が整ってくる。
一息四脈で下丹田に力があれば41度を越えてもサーモスタットが働いて大丈夫です、
と聞いていましたので落ち着いて見ている事ができました。

お腹、肩甲骨の左右差、上胸部三角点、、、他にも見るべきところや
注意すべきところを色々教えていただいたので手当をしていきました。
お腹を押さえていると「ゴロゴロ」と音がして、動きが出てきました。
インフルエンザの原因として、普段からの食べ過ぎがないかどうかを先生から聴かれたのですが、
年末から集まりやバイキングへ行ったりなど、かなり胃腸に負担があったと思います。
私も日頃の生活を反省します(汗)。

昼過ぎからまとまった睡眠をとって夕方目が覚めると熱は39、2℃。
確実に下がってきました。この子は普段からあまり水分を取らない子なのですが、
こういうときはスポーツドリンクをたくさん飲むように、ということも以前に聞きましたので
しっかりを水分を取らせました。

夜中、ものすごい汗をかいて2回ほど着替えました。
汗をかくたびに熱が下がって、楽になっていくようでした。
次の日の朝は、38℃台に下がり、夜には37℃台になりました。
そして診察を受けて3日目、36℃台に落ち着いてきました。

人間が本来持っている自然治癒力は本当にすごいものだな、
とこういう時に改めて実感ます。
インフルエンザが長引くものだというふうに思われているのは、
薬で症状を抑えているために、身体が出したい反応を一気に出せない為なのでしょうね。

まだ整体を知らなかった頃、子供が生まれて一年目くらいからは熱が出ては薬を飲む、
ということを続けていて、中耳炎も治らず、気管支炎を併発し、入院に至ったということもありました。
肺炎にもかかったことがありまして、「うちの子はどうしてこんなに身体が弱いのか」と、
悩んだ事もいっぱいありました。
今のように子供の生命力を信じる事が出来るようになって、本当に幸せです。
学ばせてくださる皆さんにいつも感謝しています。

2011年12月27日

赤ちゃんのお風呂 その4

時々、退院前のお母さんが、
私たちが赤ちゃんの沐浴をするところの見学を希望されます。

沐浴指導は看護婦さんから一度あるのですが、
実際に自分でいれるわけではないので、
初産婦さんは心配なようです。

ビデオを用意して、
撮ってから退院される方もいらっしゃいます。

そうしてお母さんのそばで沐浴をしていると、
「あれ、泣かないですね。」と驚かれることがあります。

赤ちゃんが泣いていることの要求が、
お母さんにはわからないことが多いようです。

そういえば、実際自分が長女を産んだ時も
同じような感じでした。

なぜ泣くの?なぜむずがるの?考えてもわかりません。

でもちょっと感じてみると
ああ、そういうことか、とわかってくるかもしれません。

自分が、目の前の赤ちゃんがするような体になったとき
どういう気持ちになるかな、と考えてみるんです。


お風呂にいれていて、赤ちゃんがびくっとしたのなら
自分もびくっとしたときのことを考えてみる。

すると、ああ、急激な変化にびっくりしたのかなぁと思う。

そう感じたなら、「びっくりしたね。でももう大丈夫だよ。」
と声をかけてみる。


赤ちゃんが硬くこぶしをにぎっているなら、
自分も自分のこぶしを硬くにぎってみる。

すると、「ああ怖いのかなぁ」と思う。

そういうときは、「怖かったね、ごめんね。もっとゆっくりするからね。」
と声をかけてみる。

そうすると一瞬泣いてしまった赤ちゃんも、
「あら、大丈夫かも?」と次第に落ち着いてきます。


赤ちゃんの気持ちは体で感じてみるといいかもしれません。

それは赤ちゃんに気を向けていないと
見逃してしまうようなことですが、

赤ちゃんに通じるのは言葉ではなく「気」であって、
吸収するのもまた「気」なのだということを日々感じています。


時々、少々の変化でもパニックになったかのように大騒ぎをして
暴れる赤ちゃんがいます。

そういう時は無理にしないで「大丈夫だよ」と安心するまで温かくして
ぎゅっとそっと抱きしめてあげたり、自分の呼吸を深くして待ちます。

待っていると、「あれ?」と我に返ったかのようになる赤ちゃん^^。

「ほらね、大丈夫でしょう?」というと

「ほんとだね」と返事をしているかのような顔をしてくれることも。


自分が焦れば焦るほど呼吸が浅くなるので
それを赤ちゃんも感じて一緒に焦ってくるのかもしれません。

大人でも呼吸の浅い人が隣にいたら
どんどん不安を感じたり焦ったりしますもんね。

こうして毎日何人もの赤ちゃんに触れていると、
泣くという行為は、身体をゆるめたいからするもんなのかなぁ
と思うようになりました。

昔わが子が赤ちゃんだったころ、あんなに泣かれて困り果てた夜も、
こういうことに気づいていたら
もうちょっと楽に子育てできたかもしれないのに。

そんな自分の子育てを反省したり、振り返ったりの毎日です。

2011年12月26日

赤ちゃんのお風呂 その3

赤ちゃんがゆるんだところで再び声をかけます。

「顔から洗うよ。」「次はおめめ洗うね。」

ゆっくり、自分がこう洗われたら気持ちいいだろうな、
と思うように、赤ちゃんも洗います。

手の指の間を洗う時、赤ちゃんが緊張していると
手をぎゅーっと握っていて洗えません。

お湯の温度や洗う時の強さ、速度、環境の急激な変化で
ビックリしている赤ちゃんや、泣いている赤ちゃんは、
手を開いてくれずに指の間が洗えないのです。

そこで、手の指をそっと持って、
ゆっくり赤ちゃんと一緒に呼吸します。

「この指を開いてくれると嬉しいなぁ」

するとするっと手が開いてゆるみます。

どうしても硬く握り締めているときは
違うところからソフトに洗うと、徐々にゆるんで
手がゆるんでくることがあります。

そうしたときにすかさずササッと
でも優しく洗います。

手に石鹸を付けたままにすると
赤ちゃんが手を口にやり、石鹸が口に入ることがあるので
手は洗ったらすぐにお湯の中につけて石鹸を落とします。


洗えたら「うわ〜上手に手が開けたね。ありがとうね。」といって
そのままゆるんでいる間に脇もササッと洗います。

胸の上にかけたガーゼ(だいたいは最初着ていた短肌着)を半分はずします。

その勢いが速いと赤ちゃんはまた身を固くします。

なのでそうっと。

「ちょっとだけはぐらせてね。」


そして背中側も洗うので、赤ちゃんの体をお湯から出して
背中を丸出しにしなくてはなりません。

それまで赤ちゃんが落ち着いてお風呂に入っていても、
このときに泣かれることが多いのです。

胸を圧迫すると赤ちゃんが苦しいし、
脇に手を入れてもなんだかしっくりこないこともあります。

いろいろ試行錯誤しながら手の位置に気を遣い、

赤ちゃんと一体に・・・と思いながら毎日やっています。


病院の沐浴用シンクは私には少し低いのですが(私の身長が168cmのため?)
少し膝の力をゆるめて重心を落としてみると、安定して
割と泣かれずに済むようになってきました。

自分の股関節をゆるめ、中腰の型の練習をしていることも
少しは役に立ったかもしれません。

シンクの横には上がり湯用のシンクもあって、
最後はその上がり湯に入れて終わりです。

でもお風呂のあと赤ちゃんを寝かせる台が、
困ったことにシンクの隣にないのです。

ちょっと左後ろの離れたところにあります。


その離れた台にせっかく温まった赤ちゃんを
抱っこしたまま振り向いて、連れて行かねばなりません。

この時も、せっかくゆるんだ赤ちゃんの体がびくっとなり、
泣いてしまうことが多いのです。

う〜〜ん、どうしたらいいのかな?

今から出るよ、と声をかけてみてもダメ。

ゆっくりすぎると水滴がぽたぽたと落ちてしまうし、
逆に体が冷めて寒いようで泣かれてしまいます。

かといって速くすると風圧を感じるようでまた泣きます。


自分と赤ちゃんの中心を崩さないようにすれば?

手に力が入ってるのかな?

あれこれやってはみますが、
うまくいったり、いかなかったり。

よく整体を学んでいて、「流れるように動く」ということを言われますが、
きっとこれも流れるように動いていればいいのかもしれません。。。

でも私にはまだまだ「これ」と思う動きができずにいます。

試行錯誤の連続です。


つづく

2011年12月25日

赤ちゃんのお風呂 その2

springです。

井本先生の「整体法 妊娠出産子育て」
整体法―妊娠・出産・子育て [単行本] / 井本 邦昭 (著); 三樹書房 (刊)では、

生まれたばかりの赤ちゃんも一緒に湯船に入れて
お風呂に入れるのがよい、とあります。

が、それは自宅で自分の赤ちゃんを入れるときのこと。

私が病院でそうするわけにはいきません^^;。


沐浴用のシンクにお湯をためて赤ちゃんをいれるのですが、
わが子を何度もお風呂に入れてきたはずなのに
それはすっかり過去のことです。

肩の力が抜けずにいました。

慣れてないから?

でも先輩たちのお風呂を入れるのをみていても、
赤ちゃんがいつも泣いているように見えました。

まるで泣くのが当たり前かのようです。

たくさんの人数の赤ちゃんを時間までにいれなければならないので
急ぐのは仕方のないことなのですが、
どうやったら泣かずに気持ちよくお風呂に入ってもらえるだろう?

そこからはじまりました。

自分の手に力が入っていると泣きます。

急な温度変化やスピードを感じると泣きます。

後ろにひっくり返して背中を洗う時、
暖かいお湯から少し出して洗います。
ここですごく嫌がって泣く赤ちゃんが多いのです。

どうしたらいいかな?

行動をする前に逐一ゆったりした落ち着いた声で、声かけをしてみました。

「今からチャプチャプお風呂に入るよ。」

湯船につけるときも足先からゆっくりと。

ちょっとびっくりした赤ちゃんも、
「大丈夫だよ。少しずつ温かくなるよ。」と声をかけると、

ふわ〜〜とゆるんできて泣かずに済みます。

つづく

2011年12月24日

赤ちゃんのお風呂 その1

こんにちは。夏から休学中のspringです。

縁あって、産婦人科で助手として働き始めました。

お盆も正月も土日も祝日も関係なく赤ちゃんは産まれるので(当然ですが)
働く側のお休みも当然そのようなもなのとは関係なく、
慣れるまで講座のためのお休みをいただけそうになかったので
一旦休学することにしました。

仕事は、看護師や助産師の資格を持っていないので、
ほとんどは診察や出産で使った器具の洗浄や
病棟のシーツ交換などの雑用が主ですが、

「ここで働きたい!」と思ったのは、

求人案内の仕事内容に「赤ちゃんの沐浴」と書かれていたからです。


個人病院ですが、多い時は15人くらいの赤ちゃんをお風呂にいれることもあります。
(一人で全員いれるわけじゃないですが)


わが子は三人おりますが、整体を学びはじめたころにはすでにある程度大きくなっていたため、
こんなチャンスはない!!!とすぐに面接を受けにいきました。

西洋医学での出産をする産婦人科ではありますが、
スタッフのみなさんは気を遣うことが非常にうまく、
改めて学ばせていただく、ということがたくさんあります。

そして「満潮のときに赤ちゃんは産まれやすい」というのは
産婦人科では常識??のようで、
最初働き始めた時に、一緒に働いている先輩が
「満月は(忙しくて)怖いのよ〜」とおっしゃっていました。


実際働いてみて、本当に満潮になると急に産気づくお母さんが増えるので、
自分の頭ではそういうことを知らなくても、
身体の方は自然に沿って働こうとしているんだなぁ、と感じています。

つづく